新UIを考える時に参考になる! CEATEC 2013で見た新技術3選

(2014/01/26 更新) テクノロジー, UIデザイン | , , ,

2013年10月1日〜5日まで CEATEC JAPAN 2013 が開催され、2日にざっと1時間ほど見てきました。

1時間しか見れなかったのはなぜかというと、午後からセミナーがあったのと、会場に来る前にiPhoneをなくしたからです。(後日体験談書こうかな。。)

そんなテンパった状況の中、琴線に触れた3つのブースをご紹介します。

これから新しいUIを考える上で何らかの参考になるかと思います。

1. 空中ディスプレイ

Aska1

ASUKANETという企業が出していた、空中ディスプレイ。実際に触ってきました。

イメージはこんな感じ。(いただいたパンフレットより抜粋)

Aska2

Aska3

技術的にカメラに写らないので写真をお見せできないのが残念ですが、確かに空中にディスプレイが浮かんでいる感じがしました。インタラクティブに操作もできます。

しかし、フィードバックがなく、思い通りに操作することができませんでした。

物理デバイスを触らないので、音やアニメーションの繊細なフィードバックがより重要になってくると感じました。

 

2. スマート冷蔵庫

Toshiba0

東芝のブース。パナソニックは昨年から「スマート家電」と謳っていましたが、東芝も乗り込んできた感じ。

その中で、注目すべきは「カメラのついた冷蔵庫」。冷蔵庫の中をスマホを使ってどこからでも見ることができ、買い物しやすくなります。(下のお姉さんが持っているのは、冷蔵庫内部の画像が写ったスマホ。)

Toshiba1

メモも共有可能。

Toshiba2

いつかは冷蔵庫にカメラつくだろうなーと思っていましたが、ついにやってきました。

SONYのQX100/QX10やGoPro然り、撮像デバイスとディスプレイがどんどん離れていっています

今後もこのトレンドは続くでしょう。

 

3. HEADS-UP COCKPIT

DSC3321

マツダのブース。トヨタがi-Roadを、ホンダがヤカンを展示する中、マツダはユーザーインタフェースをメインコンテンツとして展示していました。

mazda1.jpg

 

mazda2.jpg

前を見ながら操作できるUIがコンセプトのようです。タッチパネルではなく、あくまでソリッドユーザーインタフェース(SUI)にこだわっていることが伺えます。

一瞬のミスが命に関わる分野では、目で見なくても確実なフィードバックを得られるSUIはなくならないでしょう。

 

この後、JEITA主催のセミナーに参加しました。記事はまた後日。

そしてクローズ後の17時過ぎに虹が!

Rainbow

明日もいいことあるといいな。

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Hiroki Hosaka

AIベンチャーのUXデザイナー/デザインマネージャー/CXO。メーカー→IoTベンチャー→外資系デザインコンサルを経て現職。このブログではデザインやUXに関するクリエイティブネタを発信しています。
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