Photoshop CS6/CCでテキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの不透明度の見え方を同じにする方法

(2020/11/08 更新) デザインツール |

普段Photoshop CS6で作業しているのですが、テキスト回りのデザインをしていて困ったことがあったので備忘録です。

テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーで、不透明度の見え方が異なる

文字に対して不透明度を指定したとき、ラスタライズ前の「テキストレイヤー」と、ラスタライズ後の「オブジェクトレイヤー」で見え方が異なることに気づきました。
具体的には、以下のように見え方が異なっていました。

Photoshop text 01

条件:”Sample”の不透明度50%、描画モード「通常」

いかがでしょう、左側のテキストレイヤーの方が”Sample”の文字が濃く見えますね。

どうやらPhotoshop CS6から、テキストの不透明度の見え方に対して仕様の変更があったようなのです。

見え方を同じにしたいなーと思い同僚に相談したところ、解決方法を教えてもらいました。

 

解決方法:カラー設定を変更する

まずは、メニューバー > 編集 > カラー設定 をクリック。

Photoshop text 03

次に、「高度なコントロール」枠内の「テキストカラーブレンドをガンマ補正」のチェックボックスを外します。そして「OK」をクリック。

Photoshop text 04

すると、テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの見た目が同じになります。

Photoshop text 02

 

まとめ

Photoshop CS6/CCで、テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの不透明度の見え方が異なるのが気になったら、

メニューバー > 編集 > カラー設定 > テキストカラーブレンドをガンマ補正 をオフに

どうしてこのような仕様になったのかはわかりませんが、UIデザインにおいては特に困らないのでオフのままにしておくことにします。

Hiroki Hosaka

AIベンチャーのUXデザイナー/デザインマネージャー/CXO。メーカー→IoTベンチャー→外資系デザインコンサルを経て現職。このブログではデザインやUXに関するクリエイティブネタを発信しています。
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