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noreply@xxx というメールアドレスを使うべきではない3つの理由

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noreply

こんにちは、@h0saです。

前々からなんとなく気になっていたのですが、何かのサービスに登録すると、”noreply@xxx” っていうメールアドレスから確認のメールが来たりしますよね。

この”noreply”って言葉、すごく上から目線な気がしませんか。だって日本語にすると「返事するな@云々」ですもん。そんな想いを込めたのが以下のtweet。

いくつかFavをいただけて、少なくともこう考えていたのは自分一人だけではなかったようなので一安心。

このことについて記事にしている人がいないか検索してみたところ、日本語では(検索が甘かったのか)見つかりませんでした。英語で検索したところ、「noreply@を使ってはいけない◯つの理由」的な記事が多く見つかりました。やっぱり。

この記事では、それに乗っかって(?) “noreply@xxx” を使うべきでなない理由を3つ挙げてみます。

 

noreply@xxx というメールアドレスを使うべきではない3つの理由

1. “noreply” という言葉は傲慢な印象を与える

何かのサービスに登録後、ユーザーが問い合わせをするのは、多くの場合何か問題が起きてからでしょう。

それなのに、何も問い合わせをするつもりがない多くの人に対して、一方的にいきなり “no-reply(返事するな)”と言うのは傲慢以外の何物でもありません。

もちろん気にしない人も多いでしょうが、少なくともプラスの印象にはならないでしょう。

 

2. せっかくのフィードバックを受ける機会を減らす

もし仮に問い合わせをしたいユーザーがいたとしても、そのメールに返信しても意味がないとわかったら、問い合わせをやめてサービスから離れてしまうかもしれません。

それはつまり、ユーザーからの貴重なフィードバックを逃すことになります。

 

3. 一部の国では法律的に問題がある(らしい)

これは他の記事を調べていて見つけたのですが(例:7 reasons to get rid of the noreply email address – TotalSend)、ヨーロッパの一部の国では、Eメールを一斉送信する場合、それに対する返信メールをモニタリングしなければならないという法律があるそうです。

詳細は法律の専門家に委ねますが、海外にサービスを展開する際に心に留めておいても良さそうです。

 

noreply@xxx の代替手段

では、noreply@xxx というメールを使わないとしたらどうすれば良いでしょう。考えられるのは以下の2つ手段です。

1. 返信ウェルカムなメールアドレスから送る

例えば、送信元を hello@ や contact@, reply@ といったアドレスにして、返信に対してWelcomeな雰囲気を出して返信を受け付けるのが良いのではないでしょうか。

さらには、実担当者の名前の入ったメールアドレスから送れば、さらに人間味を増せます。

もちろん、問い合わせに対してはきちんとモニタリングして対応します。

 

2. 問い合わせの導線を本文中に明記する

どうしてもシステム的な制約等で送信メールと問い合わせを受け付けるメールを分ける必要がある場合は、きちんと問い合わせ先のメールアドレスや導線を本文内に明記すべきでしょう。

その場合、送信メールは info@xxx といった無難なものにするのが良いと思われます。

 

おわりに

正直、Macの標準メールアプリやスマホでメールを見ていると、名前の方が表示されてメールアドレス自体を目にすることは少ないです。しかし、名前をクリックすれば見られたり、ブラウザのGmailでは併記されていたりしており、全く見ないわけではありません。

個人的には、こういうユーザーとのタッチポイントに関わる細かな文言に配慮することもUXデザイナーの仕事・口を出すべきところなんじゃないかなと思っています。

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  • Hiroki Hosaka

    メーカー→ベンチャー勤務のUXデザイナー。このブログではデザインやUXに関するクリエイティブネタを発信しています。さらに詳しいプロフィールはこちら

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