スマホだけじゃない! CES 2014で発表されたAndroid搭載家電まとめ
こんにちは、@h0saです。
世界最大の家電イベントCES(Consumer Electronics Show) 2014が1月7日〜10日まで開催されていました。今年はウェアラブル機器が多くの企業から発表されていましたね。
参考:ウェアラブルデバイスが一挙登場–CES 2014の注目製品 – CNET Japan
他にもいろいろなサイトでCES関連の記事が上がっていますが、僕のブログでは視点を変えて、CES 2014で発表された “Android搭載家電” をまとめました。
スマートフォンやタブレット以外の家電にAndroidが搭載されるのは、モノのインターネット化の通過点といえます。Android家電に限らず、機器同士がつながって遠隔で操作できるようにモノは今後急速に増えていくでしょう。
モノのインターネット化とは、われわれが日常生活で使っている物理的なリアルなモノがネット接続され、それによってより優れた機能性を享受できるようになるというものだ。
ダイヤモンド・オンライン
それでは、以下からCES 2014で発表されたAndoroid搭載家電ご紹介します!
Contents
CES 2014で発表されたAndoroid搭載家電
Keecker – 動くビデオプロジェクター –
参考:Keecker is an Android-powered robot that projects video onto your walls
Keeckerはスピーカー内蔵のビデオプロジェクター。スマートフォンでラジコンのように移動させることができることが売りのようです。
Android内蔵アプリ(YoutubeやNetflix)を使って動画を再生・投映できるとのこと。
LTEホットスポット搭載プロジェクター by ZTE
4インチの大画面付きで、ホットスポットとしてLTEを飛ばせます。何だか「全部入り」の印象です。リンク先の記事によると、思ったよりも軽いとのこと。ビジネスシーンでは役立つかもしれません。
スマートテレビ by Hisence and TCL
参考:Android TV at CES 2014 highlighted by Chinese manufacturers Hisense and TCL
見ての通り、Androidを搭載したテレビ。中国のHisenceとTCLが発表したようです。
ポータブルスピーカー by Vizio
参考:Vizio が Android 搭載「Portable Smart Audio」発表、動画視聴やアプリ追加も可能 – Engadget Japanese
持ち運べるスピーカー。外観がカッコイイですね!上位機種は7インチ、下位機種は4.7インチの液晶とのこと。
関係ないですが、Vizioってディスプレイしか製品がないと思ってました。
Galaxy Camera 2 by Samsung
参考:Galaxy Camera 2インプレ:スマホ視点では貴重な高機能カメラ搭載モデル、ならば「らしい」進化を – Engadget Japanese
Android内蔵デジカメ。すでにGalaxy Cameraが発売されているので特に目新しくはありません。
Socialmatic by Polaroid
参考:Polaroid Socialmatic は秋発売、デジタル撮影&その場でプリント。 ケースやパネルでカスタマイズ – Engadget Japanese
これはちょっと気になるカメラですね。その場でプリント、簡単にシェア可能。「正方形」という形に新しさを感じるんでしょうか。なんかワクワクする感じ。
10.2 inch タブレット by Audi
参考:The Audi Smart Display is a 10.2-inch Android tablet that lives in your car
アウディがタブレットを出した、というところに時代を感じます。もちろん車載可能。アウディはCES 2014で他にも面白いUIを発表していましたね。
関連:「Audi TT」に装備される未来のダッシュボード « WIRED.jp
番外編
クルマ by Open Auto Alliance
参考:グーグル、ホンダやGMらと提携–「Android」の自動車搭載に向けて – CNET Japan
家電と呼べるのかはわかりませんが、結構重要なニュースなので記録として。
General Motors、Audi、ホンダ、ヒュンダイ、NVIDIA が「Android自動車」に向けて提携。クルマの未来が変わりそうです。
ペンタブレット by WACOM
参考:Wacom | ワコムタブレットサイト | Cintiq Companion Hybrid
こちらはCES 2014で発表されたわけではありませんが、メモとして。
PCにつなぐとペンタブレットに、PCから外すとそのままAndroidタブレットとして使えるとのこと。
おわりに
今回記事をまとめて、Android家電が意外にも多いことがわかりました。
しかし、なんでもかんでもAndroidを搭載すればよい、というわけではありません。Androidを搭載することでユーザーはどんなメリットを得られるか?どんな新しい体験を提供できるか?といった視点が大切です。
モノのインターネット化が進むめば、もはや「何でも」できるようになります。何でも作れる時代なのです。
そんな中、「何をつくるか」を考えるのが僕たちデザイナーの役割でもあります。こういったテクノロジーやサービスのトレンドを把握・予測することは「何をつくるか」を考え始める第一歩。
今後もトレンドに関する記事はこのブログでも取り上げていきます!
サービスデザインのトレンドについてはこちら:
UXデザイナー必見!2014年のサービスデザイントレンド by FJORD | UX INSPIRATION! | UX INSPIRATION!