スマホだけじゃない! CES 2014で発表されたAndroid搭載家電まとめ

(2017/03/25 更新) テクノロジー | , , ,

こんにちは、@h0saです。

世界最大の家電イベントCES(Consumer Electronics Show) 2014が1月7日〜10日まで開催されていました。今年はウェアラブル機器が多くの企業から発表されていましたね。

参考:ウェアラブルデバイスが一挙登場–CES 2014の注目製品 – CNET Japan

他にもいろいろなサイトでCES関連の記事が上がっていますが、僕のブログでは視点を変えて、CES 2014で発表された “Android搭載家電” をまとめました。

スマートフォンやタブレット以外の家電にAndroidが搭載されるのは、モノのインターネット化の通過点といえます。Android家電に限らず、機器同士がつながって遠隔で操作できるようにモノは今後急速に増えていくでしょう。

モノのインターネット化とは、われわれが日常生活で使っている物理的なリアルなモノがネット接続され、それによってより優れた機能性を享受できるようになるというものだ。
ダイヤモンド・オンライン

それでは、以下からCES 2014で発表されたAndoroid搭載家電ご紹介します!

 

CES 2014で発表されたAndoroid搭載家電

Keecker – 動くビデオプロジェクター –

Keecker

参考:Keecker is an Android-powered robot that projects video onto your walls

Keeckerはスピーカー内蔵のビデオプロジェクター。スマートフォンでラジコンのように移動させることができることが売りのようです。

Android内蔵アプリ(YoutubeやNetflix)を使って動画を再生・投映できるとのこと。

 

LTEホットスポット搭載プロジェクター by ZTE

Ztehotspotsm01 580 0

参考:ZTE crams a 1080p projector, a 4-inch display and an LTE hotspot in one Android-powered package (hands-on)

4インチの大画面付きで、ホットスポットとしてLTEを飛ばせます。何だか「全部入り」の印象です。リンク先の記事によると、思ったよりも軽いとのこと。ビジネスシーンでは役立つかもしれません。

 

スマートテレビ by Hisence and TCL

Hisense vision series ces2014 580 0

参考:Android TV at CES 2014 highlighted by Chinese manufacturers Hisense and TCL

見ての通り、Androidを搭載したテレビ。中国のHisenceとTCLが発表したようです。

 

ポータブルスピーカー by Vizio

Portable Smart Audio

参考:Vizio が Android 搭載「Portable Smart Audio」発表、動画視聴やアプリ追加も可能 – Engadget Japanese

持ち運べるスピーカー。外観がカッコイイですね!上位機種は7インチ、下位機種は4.7インチの液晶とのこと。

関係ないですが、Vizioってディスプレイしか製品がないと思ってました。

 

Galaxy Camera 2 by Samsung

Galaxy Camera2

参考:Galaxy Camera 2インプレ:スマホ視点では貴重な高機能カメラ搭載モデル、ならば「らしい」進化を – Engadget Japanese

Android内蔵デジカメ。すでにGalaxy Cameraが発売されているので特に目新しくはありません。

 

Socialmatic by Polaroid

Polaroid Socialmatic

参考:Polaroid Socialmatic は秋発売、デジタル撮影&その場でプリント。 ケースやパネルでカスタマイズ – Engadget Japanese

これはちょっと気になるカメラですね。その場でプリント、簡単にシェア可能。「正方形」という形に新しさを感じるんでしょうか。なんかワクワクする感じ。

 

10.2 inch タブレット by Audi

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参考:The Audi Smart Display is a 10.2-inch Android tablet that lives in your car

アウディがタブレットを出した、というところに時代を感じます。もちろん車載可能。アウディはCES 2014で他にも面白いUIを発表していましたね。

関連:「Audi TT」に装備される未来のダッシュボード « WIRED.jp

 

番外編

クルマ by Open Auto Alliance

Open Auto Alliance

参考:グーグル、ホンダやGMらと提携–「Android」の自動車搭載に向けて – CNET Japan

家電と呼べるのかはわかりませんが、結構重要なニュースなので記録として。

General Motors、Audi、ホンダ、ヒュンダイ、NVIDIA が「Android自動車」に向けて提携。クルマの未来が変わりそうです。

 

ペンタブレット by WACOM

Wacom cintiq

参考:Wacom | ワコムタブレットサイト | Cintiq Companion Hybrid

こちらはCES 2014で発表されたわけではありませんが、メモとして。

PCにつなぐとペンタブレットに、PCから外すとそのままAndroidタブレットとして使えるとのこと。

 

おわりに

今回記事をまとめて、Android家電が意外にも多いことがわかりました。

しかし、なんでもかんでもAndroidを搭載すればよい、というわけではありません。Androidを搭載することでユーザーはどんなメリットを得られるか?どんな新しい体験を提供できるか?といった視点が大切です。

モノのインターネット化が進むめば、もはや「何でも」できるようになります。何でも作れる時代なのです。

そんな中、「何をつくるか」を考えるのが僕たちデザイナーの役割でもあります。こういったテクノロジーやサービスのトレンドを把握・予測することは「何をつくるか」を考え始める第一歩。

今後もトレンドに関する記事はこのブログでも取り上げていきます!

 

サービスデザインのトレンドについてはこちら:
UXデザイナー必見!2014年のサービスデザイントレンド by FJORD | UX INSPIRATION! | UX INSPIRATION!

Hiroki Hosaka

AIベンチャーのUXデザイナー/デザインマネージャー/CXO。メーカー→IoTベンチャー→外資系デザインコンサルを経て現職。このブログではデザインやUXに関するクリエイティブネタを発信しています。
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