Photoshop CS6/CCでテキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの不透明度の見え方を同じにする方法
普段Photoshop CS6で作業しているのですが、テキスト回りのデザインをしていて困ったことがあったので備忘録です。
テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーで、不透明度の見え方が異なる
文字に対して不透明度を指定したとき、ラスタライズ前の「テキストレイヤー」と、ラスタライズ後の「オブジェクトレイヤー」で見え方が異なることに気づきました。
具体的には、以下のように見え方が異なっていました。
条件:”Sample”の不透明度50%、描画モード「通常」
いかがでしょう、左側のテキストレイヤーの方が”Sample”の文字が濃く見えますね。
どうやらPhotoshop CS6から、テキストの不透明度の見え方に対して仕様の変更があったようなのです。
見え方を同じにしたいなーと思い同僚に相談したところ、解決方法を教えてもらいました。
解決方法:カラー設定を変更する
まずは、メニューバー > 編集 > カラー設定 をクリック。
次に、「高度なコントロール」枠内の「テキストカラーブレンドをガンマ補正」のチェックボックスを外します。そして「OK」をクリック。
すると、テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの見た目が同じになります。
まとめ
Photoshop CS6/CCで、テキストレイヤーとオブジェクトレイヤーの不透明度の見え方が異なるのが気になったら、
メニューバー > 編集 > カラー設定 > テキストカラーブレンドをガンマ補正 をオフに
どうしてこのような仕様になったのかはわかりませんが、UIデザインにおいては特に困らないのでオフのままにしておくことにします。