デザイナーなら一度は行きたい!『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』で紹介されていた世界の5大デザインミュージアム
前の記事ではGood Design Exhibition 2013で聴いた講演会の話を書きましたが、続けて、21_21 DESIGN SIGHTで開催されている『日本のデザインミュージアム実現にむけて展』を観に行きました。
以下、公式サイトの開催概要を抜粋。
開催概要
21_21 DESIGN SIGHTではこのたび「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」を開催します。
生活のすべてに関わるデザインは、暮らしに喜びをもたらすだけでなく、産業の発展にもつながり、豊かさを生みだします。デザインミュージアムは、優れたデザイン文化を次世代に継承するためのアーカイブとなると同時に、私たちの今後の生活を考えるうえで必要とされる場所になるでしょう。2007年に開館した21_21 DESIGN SIGHTは、これまで「安藤忠雄 2006年の現場 悪戦苦闘」「チョコレート」をはじめ23の企画展を開催し、トークやワークショップといった教育プログラムにも力を入れてきました。こうした活動には、デザインミュージアム設立の機運を高めたいとの思いがあります。本展では21世紀のデザインミュージアムに求められる役割について、〈過去/現在/未来〉という時間への眼差しに基づく新たな視点から、当館で開催した展覧会を例に考えていきます。生活、文化、社会と深く関わってきたデザインの今後の可能性について、多くの方々と考える機会となる企画展です。
内容としては、これまで21_21 DESIGN SIGHTで開催された展示内容を振り返る、というものでした。半分ほど行き逃してしまった展示があったので、概要を振り返る良いきっかけになりました。外国人のお客さんもおり、日本のデザインミュージアムに対する関心の高さが伺えました。
さて本題。「世界のデザインミュージアム」を紹介していたムービーが個人的には参考になったので、ご紹介します。
世界の5つのデザインミュージアム
Victoria & Albert Museum (イギリス/ロンドン)
ロンドンにいた時、3回行きました。広大な敷地に、400万点に及ぶ膨大なコレクションが展示されています。正直雑多な感じもしましたが、無料で世界の過去の英知に触れることができるので、一度は足を運んで損はないです。
ポンピドゥー・センター(フランス/パリ)
1度行ったことがあります。パリを歩きまわって、ここのカフェでうたた寝しました(笑)。驚くべきはその外観。工事中かとも思えるような、1977年開館にしては前衛的な建築。
クーパー・ヒューイット国立デザインミュージアム(アメリカ/ニューヨーク)
photo credit: rocor via photopin cc
NYには行ったことがないので、行きたいです。現在こちらは改装中で、2014年秋に改装が終わるとのこと。
Museum of Modern Art (MoMA)(アメリカ/ニューヨーク)
photo credit: wallyg via photopin cc
こちらも行ってみたい。MoMAは日本でもMoMAストアでおなじみですね。
東大門デザインパーク(韓国/ソウル)
2014年3月開館とのこと。「デザイン政策」という観点では完全に日本は先を越されています。
建築デザインはザハ・ハディド(東京オリンピック2020でメイン会場となる新国立競技場のデザインコンペにも当選して、飛ぶ鳥を落とす勢いですね)。
・・・いかがでしたでしょうか?
どれも魅力的なミュージアムばかり。日本にも、世界から観に来てもらえる素晴らしいデザインミュージアムができることを願っております。
「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」の会期は2014年2月9日まで。
これまで21_21 DESIGN SUGHT で催された展示会を振り返りたい方、デザインミュージアムに興味がある方はぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。