【iOS7】UIデザイナーなら興味をそそられる!iOS7の全45言語キーボード画像一覧
子どもの頃から国旗を覚えるのが好きだった@h0saです。
先日リリースされたiOS7。ご存知の通り、フォントが全体的に細くなりましたよね。じゃあ英語とか日本語以外の言語はどうなんだろう・・・?
そんな疑問から、全言語のキーボード画面をキャプチャーして調査してみました。
結論としては、全言語で細いウェイトの文字が採用されていることがわかりました。
しかし、言語の世界、キーボードの世界は奥が深い。
以下に全言語キーボード画面キャプチャーを貼りましたので、知的好奇心のある方、デザイン業務の参考にされたい方はご覧ください。日本人の理解しやすそうな順に、勝手に並び替えております。
下にいくほど、なんじゃこりゃ!と思う言語に出会えますのでお楽しみに・・・。
[2013/12/15追記]
この記事の内容をまとめ、キーボードの種類を5パターンにまとめた記事をアップしました。時間のない方は左記記事の方がまとまっておりますのでぜひクリックしてみてください。
レベル0:日本語
日本語(かな)
まずは我が国の言語、日本語から。
なぜかiOS7になって、「スペース」が「空白」という言葉に置き換わりました。
フォントはヒラギノ角ゴProN W1 と思われます。
レベル1:英語系 (QWERTY配列)
英語 (アメリカ/イギリス/オーストラリア/カナダ)
英語には上記4ヶ国のキーボードがありますが、キーは全て同じです。
予測変換や誤字修正が、国によってローカライズされているのかと思われます。
主要部分のフォントは Helvetica Neue 35 Thin のようです。
以下、英語と同じキーボードを持つ言語を並べます。(順不同)
イタリア語
オランダ語
ポーランド語
ポルトガル語(ブラジル)
ポルトガル語(ポルトガル)
ルーマニア語
エストニア語
ラトビア語
リトアニア語
セルビア語(ラテン文字)
インドネシア語
マレー語
ベトナム語
アジアの国々でも英字キーボードが使われるんですね。
レベル2:英語系 + α(QWERTY配列)
英字キーボードに、その国独自の文字を加えたキーボードです。
アイスランド語
スペイン語
フランス語(カナダ)
デンマーク語
スウェーデン語
ノルウェー語
フィンランド語
ハワイ語
トルコ語
レベル3:ドイツ語系(QWERTZ配列)
もはやQWERTY配列ではなく、QWERT”Z”配列になります。主に東欧系。
同じヨーロッパでも、キーボードの配置が変わってくるんですね。
ドイツ語(ドイツ/スイス)
フランス語(スイス)
チェコ語/スロバキア語
ハンガリー語
クロアチア語
レベル4:フランス語系(AZERTY配列)
一見英語系に似ていますが、”AZ”ERTY 配列です。Mの位置も異なっていたり。
やさしそうに見えるクセモノです。
フランス語
フラマン語
レベル5:中国語
一気にラテン語系からジャンプして、中華の国へ。
漢字を読めばなんとなく意味をつかめる中国語。簡略化された「簡体」と、トラディショナルな「繁体」があります。
キーボードの種類は様々。全言語の中で唯一手書き入力をサポートしていたりします。
中国語(簡体字)- 手書き
中国語(簡体字)- 拼音 Pinyin
中国語(繁体字)- Cangjie
中国語(繁体字)- Sucheng
中国語(繁体字)- Stroke
中国語(繁体字)- Zhuyin
珍しい5段タイプ
レベル6:韓国語
日本国内でも、公共サインなどでよく見られるようになった韓国語。
ローマ字的な感覚で、学んでみると覚えやすいとか。
レベル7:ギリシャ語
なんか数学とか物理とかで見たことある!ΘとかΩとか。
レベル8:ロシア語系
日本人がよく顔文字でお世話になっているロシア語。
ここまでくると「ロシア語系」と括ってしまっていいのかよくわかりませんが、見た目が似ているのでまとめてしまいます。
ロシア語
ウクライナ語
セルビア語
マケドニア語
カタロニア語
レベル9:文字を重ねる系
単に横に文字を並べていくだけでなく、上下に文字が膨らんでいったりします。
タイ語
チベット語
ヒンディー語
タミル語
レベル10:右始まり言語
右始まり言語はGUIを考えるときにいつも悩まされます。。
アラビア語
ヘブライ語
レベル11:初めて聞いた言語・・・チェロキー語
正直、この調査をするまで聞いたことがありませんでした。
Wikipediaによると、母語話者数は12,000人 ~ 22,000人だそうです。ここまでケアしているAppleすごい。
・・・いかがでしたでしょうか?
正直、予想以上に言語が多くて画像を貼るのが大変でした。
が、ほとんどが4段のキーボードで収まっているのも驚きでした。
この記事が誰かの役に立てば幸いです。