アイコンは時代を語る! iPhotoアイコン変遷に見る、カメラ市場の変化
Macを使っている方は、iPhotoという写真管理ソフトも使っているかと思います。
実はこのiPhoto、時代に合わせてアイコンが変化しているのにお気づきだったでしょうか。
今回はiPhotoアイコンの変遷を振り返り、カメラ市場の変化を紐解いてみます。
なお、過去のiPhotoアイコンがいつ使われていたかという正確なデータが検索しても出てこなかったため(検索力がなくすみません><)、時代感は「ざっくり」となってしまいますが、ご容赦ください。
iPhonoアイコンの変遷
2004年
コンパクトデジカメにグリップがついていて、表面はヘアライン加工。光学ファインダーもあり。同年発売のIXYにどことなく似ているような?
2005年
2004年からマイナーチェンジ。グリップが黒くなり、鏡筒回りががシンプルに。この頃のコンデジの主流はグリップのないタイプでしたが、あえて残しています。これと似ているデジカメは記憶にありません。(先代アイコンがIXYに似ているとツッコミがあったのでしょうか??)
2008年
一気にスタイリッシュなデザインになりました。グリップと光学ファインダーがなくなり、コンデジのトレンドにようやくキャッチアップしたような感じです。今度は同年発売のLUMIXに似ているような?
この2008年は初代iPhoneが発売された翌年。この頃から、スマートフォンのカメラ機能がコンパクトデジカメのニーズを徐々に蝕んでいきます。
2013年
そして2013年、MacOS X Mavericks の登場とともに、iPhotoアイコンが一新されました。特徴的なのは、もはやレンズ交換式カメラに見えること。「レンズ内蔵コンデジ界は、iPhoneが乗っ取った!」というアップルの勝利宣言でしょうか。これはNikon 1にそっくりですね。
おわりに
いかがでしたでしょうか。iPhotoアイコンの変遷から、カメラ市場の変化を読み取ることができました。
次回iPhotoアイコンが変わる時、カメラボディはどうなっているでしょうか。一眼レフ型になる? もはやiPhoneになっちゃう? はたまたSONY QXのようにレンズだけになる?
今後のデジカメ業界の変化に注目です。